新築工事 その②
(解体~基礎工事)

2020年7月26日

皆様こんにちは。
最近は夜も蒸し暑いですね。
私の快眠方法?は寝る前にエアコンをつけて部屋と体をを寒い⛄と思うくらいまで冷やし、タイマーをセットし毛布にくるまりあったかーい~と。
例えるなら、冬場の布団の中の気持ちよさですね(笑)
基本どんな状況でも秒で寝れる 営業設計の佐藤です。

さてさて新築工事 その②ですが、解体から基礎工事(配筋まで)の様子をおとどけいたします。

今回のような狭い土地だと正直解体工事は大変です。隣家との離れもなく重機を置くスペースもない為、はじめは人力で解体していきます。昔のように重機で一気にとはいかず、素材ごとに分別し廃棄しなければなりません。その分手間と時間と費用が昔に比べかかります。

 


ようやく更地になりスッキリです!
工務の堀田君と地縄張です。実際敷地に対し建物がどの位置に建つかの確認です。

 


写真で分かるとおり南側に通路があるおかげでお隣の影が落ちることがありません。
一番奥の今回リビングが配置される辺りの南側はお隣の駐車スペースとなっている為、季節を問わず陽当りが確保できそうです!
これが今回の敷地の付加価値です。
あくまでも通路はお隣の敷地ですが、このスペースがあることで間口6Mが、間口9Mとなり奥の駐車スペースは6M程の空間がひらけています。
夕方は隣家が西日を遮ってくれる(日射遮蔽)の役目もしてくれます。

話を戻し、この地縄や基礎の段階で多くのお客様は、建物がすごく小さく見え不安に感じることがあります。
「安心してください。大丈夫です!」
今回は着工を前に、工事の安全を願い地鎮祭をおこないました。

いよいよ着工です。
今回の土地は地盤調査の結果、補強工事をする必要がありました。
環境パイル工法(防腐杉杭36本)を地中5Mの支持層まで打っていきます。

 


改良工事完了後は建物の基礎工事の始まりです。
(地盤改良が必要なければここからが着工となります)

 


「やりかた」といって建物の基準となる高さを決めます。
近隣の土地の高さや、前面の道路の高さなどを元にベストな高さを決めなければなりません。あまり高く設定してしまうと玄関までの階段の段数が増えたり、後々おこなう駐車場の土間の勾配が急になってしまうので、よく考えて決めましょう。

ライトプランではべた基礎を標準仕様としております。
べた基礎は家と地面が接する部分全体を、鉄筋の入ったコンクリート面全体で接するので力が分散されとても安定する基礎の一つです。

 


砕石の上にを防湿シートを被せ、配筋をしたのちコンクリートを流し込む。
とても頑丈な基礎となります。
昔のような床下が「土」といった状態ではないので、あとでお話しますが基礎通気パッキンとの併用で、地中の湿気がこもりにくく、カビ、害虫や動物の侵入、草が生えることも無く、とても清潔な状態が保てます。
給排水の一次配管もこの時点でおこないますので、設備機器の位置もしっかり確認しておきましょう!

今回はここまで。
次回も引き続き宜しくお願い致します_(._.)_