購入から僅か5年の中古住宅を断熱リフォーム

2021年2月5日

皆様こんにちは。
今年の冬は雪かきをし、運動不足解消に励んでいる佐藤です。
しかし中年のポッコリお腹はそう簡単に解消できませんね😅
ちなみに東京では春一番が吹き、菜の花が咲いてるそうです!

今回は市内の某不動産会社から中古住宅を購入されたお客様が、僅か5年で自宅をリフォーム工事したお話です。(現在工事進行中)

秋田市内でも既存住宅を買い取り、リフォーム済中古物件として販売している会社が年々増えております。

一般に中古住宅は新築住宅に比べ価格が安く、希望のエリアにあったりして魅力的です。
新築住宅は土地を探す場合、更地渡し(建物のない空き地)で探すことが多く、希望のエリアや希望の予算ではなかなか見つからないのが現実です。

リフォームされた中古住宅はパッと見キレイです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
物件にもよりますが、外壁や屋根はキレイに張替や塗装され、キッチンやトイレ・お風呂など水回りの設備機器は新品がついており、壁紙も張り替えられており、パっと見もう新築に近いです。
見えるところだけのリフォーム。これを俗に「表層リフォーム」と呼んでおります。

今回のお客様が中古住宅で購入したときは、一棟まるごとではなく外回りは既存のままで、1階のLDKや水回りだけ表層リフォーム済でした。

・外回りは既存のまま購入。
・外壁は昔多かったモルタル塗りに塗装仕上げ。
・窓はアルミ枠の単板ガラス。

 


普通、見た目がキレイで新築よりも安くて、場所も良ければ魅力的に感じるはずです。
しかし住み心地までは、住んでみなければ体感できません。

・水回り、LDK、小上り和室は表層リフォーム済で購入。

 


見た目や金額はすごく気になるけど、住み心地まで気が回らないのが現実だと思います。
「もの凄く暑い。もの凄く寒い。もの凄くジメジメする。結露でカーテンがびしょびしょ。カビが凄い。・・・😢」
こんなことたった数回の物件見学では確認しにくいことですし、担当者もわざわざ説明しないと思われます。してるんでしょうか???

・今回は壁を解体し見えない壁の中に断熱材を充填!
・窓も樹脂枠のペアガラスに交換!

 



私がお客様にお話しさせて頂いていることに「良い悪いではなく、建築会社と不動産会社は似ているようで、家に対しての考え方や知識が全く違いますよ。」ということです。
これは不動産会社が分譲している新築住宅も同じことです。
それぞれの会社の担当者の話を聞けば気づくことが多くあります。
分かりやすい表現は不動産=販売、建築=つくる。
このバランスがとれていなければいけないと私は思います。

・表層リフォームされていた小上りの床下は、
無断熱(ただ合板が一枚張られていただけでした・・・)

 


・板を外し中を覗くと基礎の換気口からは大量の雪が床下に!!!Σ(・□・;)
・来週床下より床面に吹付断熱をおこないます!

 



ただあるものを販売するのではなく、住宅に対しての最低限の基礎知識を持ち、その物件がどんな住宅なのかをお客様にしっかり説明してあげることで、お客様の判断基準や中古物件であればリフォームの選択肢もうまれ、先に言ってくれればといった失敗も減り、お引き渡し後もお客様からも喜ばれるのではと思います。

ということでライトプランでは中古住宅購入時のリフォーム相談も承っております。
住宅ローンを利用するときも、中古物件費用とリフォーム工事費用を同時に申し込みしなければ利用できない金融機関もあります。それにより諸経費や金利も変わりますのでお気軽にご相談ください。

今回のリフォーム工事の詳細は後日。
お楽しみに!