間違いだらけのエアコンのお話

2022年7月5日

皆様こんにちは。冬よりは夏が好きな佐藤です。季節で好きなのは秋です。春は花粉症なので。今週は梅雨もあけたような厳しい日差しが続いておりますね🌞
天気予報をみると来週はまた雨マーク☔が続き北東北の梅雨明けはまだ先のようです。

ジリジリ・・ジメジメ・・こんな季節はエアコンの出番です🌀
今回は、エアコンの選び方、意外とやりがちな間違いについてちょっとお話しします。

この時期エアコンの新設や買い替え検討されている方もいるかもしれません。
通常、量販店に行き購入する方が多いと思われます。ライトプランのお客様の中にも、「〇〇電気でちょっと見てきました。」というお話はよくあります。
その時どの容量を進められるかが、電気屋さんと建築会社では違うことが多くあります。
機能などについては確かに電気屋さんの方が詳しいです。私も店員さんに聞きます。
なので分からないと、店員さんの言われるがままに購入してしまいます。

容量についてですが、メーカーのカタログも、店頭表示も「畳数」で分けられております。これが大きな間違いです。
30年前の家と新築の家は明らかに断熱気密性能が違いますし、10年前の家ですら今の新築と比べれば違いがあります。さらには同じ新築住宅でもローコスト住宅と断熱気密空調に拘って建築している住宅でも差はあります。
なので、その部屋の畳数に合わせエアコンの容量を選ぶのはおかしなことなのです。
因みに調べてみたところ、この畳数表記は50年も前に設定してから変わっていないということです。
なので、取り付ける家の性能に合わせてエアコンを選ばなければいけません。
住宅会社に勤めていてもこのあたりの事を分からす、応対している方も実際おりますので・・・。

更には言えばエアコンには20帖・23帖・26帖と大容量の商品もあり、当然のように大容量になると価格も比例して上がっていきます。
しかしこの大容量のエアコンを選んでも・・・全く意味がありません。話せば長くなるので今回は割愛しますが。
結論を言えば14帖の200V以上の容量は、どの機種を選んでもほぼ同じです。選択肢に入れなくて良いです。
では何故商品としてあるか?高く売れるからです。そしてオーバースペックのエアコンを購入してしまうのです。

エアコンには「大は小を兼ねない」という言葉があります。
オーバースペックはエアコン本来の働きが出来ず燃費が悪くなります。これは車と同じです。車もノロノロと走るよりもある程度の一定の速さで走った方が燃費が良くなります。変な不安から一つ上の容量を選んだりするのはやめましょう。逆効果です。

と、ここまではエアコンの選び方の話でしたが、次に今実際に使っているエアコンの使い方の間違いのお話です。
家の性能にもよりますが、外出時など電源をつけたり切ったりすると逆に電気代がかかる可能性があります。これも車と同じで、電源を入れた時(発進)が一番エネルギーを使います。設定温度の差が大きければ坂道発進と同じ。ちょっとした時間であればつけっぱなしの方が省エネで経済的です。

最後に、これは年配の方に多くみられますが日中エアコンで部屋も丁度良く冷え、湿度も下がっているのに、日没になると何故か決まってエアコンを止めて窓を開ける方・・・。これも間違いです。昔と違いまだまだ外は暑いです!更には湿度もひどいので、せっかく除湿した部屋をわざわざジメジメさせるようなもの。日が沈んだとエアコンを切って窓を開けるのではなく、その時の外の状況に合わせ臨機応変に暮らしましょう!

以上、間違いだらけのエアコンのお話でした。
文字ばかりですみません😅