新築住宅 標準仕様

新築住宅 標準仕様

天井~小屋裏

断熱材:「グラスウールの現場吹込み(ブローイング) 厚さ300㎜」
工法:ブローイングとは、グラスウールという繊維状の断熱材を天井裏に雪を降らせる様に吹込み積層させてゆく工法です。

天井裏は狭いうえに天井や屋根を支える木材や電気の配線、空調のダクトなどが複雑に有り、袋に入った断熱材は形状が決まっており、どうしても隙間ができてしまい断熱されない部分が出ます。実際にリフォーム工事や解体工事時には既存の袋に入った断熱材が移動したり、重なり合っていたりし、断熱されていな部分が見受けられます。
ブローイングは狭い隙間にもエアーで吹き込んでいくためまんべんなく断 熱が可能になります。
天井の気密は、気密シート(気密テープ)を天井面に張ることで隙間のない施工となります。(天井面と壁面の隙間は壁面に気流止めを使用しています。)

外壁~内壁

断熱材:フェノールフォーム「旭化成建材のネオマフォーム 厚さ40㎜」
工法:外張断熱工法。柱の外に隙間なくネオマフォームを並べていきジョイント部分は気密テープで塞ぐことで、断熱材でスッポリ覆ってしまいます。

外張断熱工法は、室内からの湿気で生じる内部結露も起こしにくい工法です。
オプションで更に断熱性能を高める付加断熱工法(外断熱+内断熱)も可能です。
外壁面は通気工法を採用しており、熱や湿気を壁内にこもりにくくさせます

外壁~内壁

基礎~1階床

断熱材:押出法ポリスチレンフォーム「カネカのカネライトフォームスーパーEX 60㎜」
工法:床下断熱で、一階床の真下に接するように施工してあります。

床下(基 礎の中)は基礎パッキンを使い自然換気をしており、空気の滞留を防ぎ乾燥状態を保つようにしております。
基礎は床下全てが鉄筋コンクリートとなるべた基礎を採用しており、地面に対し面で接するため非常に安定した基礎です。また、防湿・防蟻対策にもなります。
※地盤調査結果によって補強工事が必要な場合は別途工事をおこないます。

基礎~1階床

外部建具(樹脂窓)トリプルガラス「YKK APW330(真空トリプルガラス) or APW430トリプルガラス」
断熱性能は、間取りにもよりますがライトプラン標準仕様で建てた場合【UA値0.5w/(m2k)前後】となります。

ライトプラン標準仕様【UA値0.5w/(m2k)前後】≦ 省エネ基準【0.75w/(m2k)】
ライトプラン標準仕様【UA値0.5w/(m2k)前後】≦ ZEH基準【0.6w/(m2k)】

秋田市は地域区分で4地域にあたり省エネ基準の0.75w/(m2k)はもとより、ZEH基準の0.6w/(m2k)はクリアし、目指しているのはHEAT20 G1グレードの0.46w/(m2k)です。
もちろんご要望でG2グレードの0.34w/(m2k)もご対応致します。

基本構造

構造 耐震 … 家族の命を守れる家でありたい。

ベタ基礎

ベタ基礎

何よりも大事な基礎。ライトプランではベタ基礎を採用しています。建物の荷重を耐圧盤全体で受け止められるため、耐震性能も向上し、軟弱地盤でも不同沈下を抑制します。
基礎と土台の間には基礎パッキンを使用し床下の通気をおこなうことで、土台の腐れを防ぎ、シロアリや病害虫を寄せつけない環境条件をつくります。

剛接合金物工法 ストローグ

高強度接合

従来の木造軸組み工法は、柱や梁などをくりぬき(ホゾ穴)、そこに先端を細くした(ホゾ)梁を組み合わせるなどするため、木材の欠損部分が大きくなり、地震の揺れなどが心配でした。こうした弱点を改良する為に接合部に「ストローグのコネクタ」を使用して、木材の削り取り部分を最小限に抑えながらしっかりと軸組みを固定します。きわめて耐震性に優れているため、“地震列島”と呼ばれている日本には適した建築法として広く普及しつつあります。

モノコック構造

モノコック構造

柱や梁、土台を構造用パネルで一体化し、6面体の箱型にすることで外からの力を面全体で受け、バランスよく力を分散して変形しにくい仕組みによって強度が高い家を建てることが可能になります。また耐震性や耐久性だけでなく、モノコック構造は耐火性・遮音性・耐熱性にも優れています。

剛床工法

剛床工法

根太を設けず床下地合板(28㎜)を直接梁材に留め付け剛性を高める床組みで、根太工法に比べ地震や台風時に発生する水平力に対して強く、火打ち梁を省く事が出来ます。
床構造による歪み・きしみの削減にも大いに効果を発揮する工法です。

省令準耐火構造

省令準耐火構造

省令準耐火構造の特徴は
①外部からの延焼を防止することで、隣家などの火災をもらいにくくします。
②火災が発生しても一定時間、火が外に出ない状態をつくります。
③ある部屋で火災が起きた場合に、他の部屋への延焼を遅らせることが出来ます。
以上のことから避難や初期消火が可能となり、家族の命を守る構造となります。
また、火災保険料も普通の木造住宅に比べ半額程に抑えることが出来ます。

基本性能

断熱 換気 … 夏涼しく、冬暖かい ここちの好い空間づくり。

窓(樹脂サッシ・Low-E複層ガラス以上)

窓(高性能トリプルガラス樹脂窓)

窓は外と室内の熱の行き来の割合が一番大きくなる場所です。断熱性能を高めるにあたり優先的に検討する場所になります。断熱性能を高めることは夏も冬も体への負担を少なくし、少ないエネルギーで保冷保温効果が生まれ快適に過ごすことができます。
熱の伝わりが小さい樹脂サッシは、結露を防ぐという特長を持っています。
また、Low-Eトリプルガラスと組み合わせることで、高い断熱性を発揮します。

外断熱工法(フェノールフォーム)

外張断熱工法(フェノールフォーム熱伝導率λ=0.020w/m・K)

家をボード状の断熱材で柱の外側からすっぽりと全体を包んで断熱するのが外張断熱工法です。
断熱材が柱・梁の外側にあるため、断熱材が切れ目なく連続し、安定した高い断熱性・気密性が実現できます。外張断熱では夏・冬を通して壁体内も室内と近い環境になり、室内との温度差が少なくなります。そのため、壁体内の結露の可能性も少なくなります。
更に断熱性能を高めたい場合は、内側に高性能グラスウール充填した付加断熱工法がお勧めです。

>換気(ダクト式第三種換気システム)

換気(ダクト式第三種換気システム)

 気密が高い住宅のメリットは、必要以上に外の空気が入らないので夏や冬、室内の温度が安定しやすくなります。これは冷暖房費の削減に繋がります。
デメリットは室内の汚れた空気や湿気がこもり体調不良や結露・カビが発生します。
 これを解消させるために何らかの換気方法で必要量の換気をおこなわなければいけません。一般的に新築住宅ではダクト式熱交換型第一種換気システムか、第三種換気システムが採用されております。それぞれにメリット・デメリットがありますのでどちらかが必ず良いとは言い切れません。
 ダクト式熱交換型第一種換気システムのメリットは室内の熱損失が少なく、室内温度が安定し快適で、冷暖房費の削減にもなります。デメリットは三種換気に比べてイニシャルコストが高い、メンテナンス費用が高い、ランニングコストもかかるため、冷暖房費の削減では元を取ることはできません。また、数年後のダクト内の埃の蓄積が不安視されます。
 第三種換気システムのメリットは第一種換気のデメリットの逆となります。
特に給気ダクトの埃の不安がないので、数十年暮らす住まいと考えると安心です。
デメリットはやはり熱交換機能が無いため、特に冬の給気口からの冷気の問題です。

 ライトプランではそれぞれを比較検討し現在はダクト式第三種換気システム
日本住環のルフロ400)を採用しております。

主要メーカー

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