I love you & I need you ふくしま

2023年3月11日

みなさんこんにちは☺
春ですねー🌸 こんなに暖かいとタイヤ交換していいのか悩む佐藤です。
花粉の季節、鼻水と目がショボショボ。車も黄色くなりますね。

そんな今日3月11日ですが、12年前の秋田は寒かったのを覚えております。
そんな今日は車の移動中に福島出身のバンドグループ、サンボマスターの曲「I love you & I need you ふくしま」を流すのです(笑)

福島の☆サンボマスター

 


実は私の生まれは福島県の大熊町という田舎町でして、あの水素爆発をおこした東京電力福島第一原子力発電所がある町です。
その町の中でも更に発電所の直ぐそばだった私の実家周辺は今も立ち入ることが出来ません。

赤〇が実家のあった場所です

 


ストリートビューで2013年の実家周辺がみれます。
写真背中側に東電があります。
私は田舎でも更に田舎で育ちました(笑)
震災前はこんなに荒れておらずキレイな田園が広がってました。蛍も沢山いた!
小学校の頃は通学バスで通いバス停から更に30分歩いており、たまにバスに乗らずにダッシュして1時間くらいかけ帰るので持久走は速い方でしたが、同じような者が数人いたので家が遠い程足が速かったです。今は我が子を含め市内の子供達はとても弱く見えます。

 


現在実家があった場所は、一帯が廃棄物中間貯蔵施設という放射能汚染されたものの置き場になってしまい家も田園も無くなってしまいました😢

しかし、そんな東電の施設も事故が起こる前までは良い意味で異次元に凄いところで、中学の頃に東電の施設内でおこなわれたマラソン大会の時は、ディズニーランドを遥かに超える規模に圧倒された記憶があります。花の都大東京で使われている電気がここで作られているのか~と思うととてもワクワクしました。
事故が起こるまでは、町は潤い沢山の施設が不自由なく整っておりました。東電施設内には日本を代表する超大手企業が沢山入っており、道路は広く街路樹などもキレイに整備され、朝夕だけですが各企業の通勤バスが沢山走っていたせいか田舎なのに、そこだけは都会の工業団地のような雰囲気。
田舎にはイオンはもちろんマックもありません。セブンイレブンが一つありました!
小学生の頃近所の遊び場は東電施設内にある公園や発電所の案内施設でした。案内施設にいる受付のおねえさんは毎度都会の香りがする超美人だった記憶があります☺

現在の大熊町は、震災から10年目の2021年に大熊町の交流施設がオープンしているようです。明日3月12日に町のイベントがあり、あの湘南乃風の若旦那もゲスト参加されるようです。私はまだ行ったことがないのですが、これもまた田舎にはあまりないような充実した温泉や宿泊施設もある場所のようなので、今年のお盆の帰省時に少し立ち寄れたらと思ってます。更に駅前の開発も今後進んでいくようでとても楽しみです。いつかまた人が戻り豊かに住める町になってほしいと願います。

今後駅前に出来る施設の一部の様です。

 


震災後、大熊町が消えずに存続し、一部ではあるもの立ち入れるようになり、新たな町役場も完成し、戻れる場所が出来たことは本当に良かったと思ってます。
今後やってみたいことは、大熊中学校の同窓会です。
震災後ほぼ全家庭が地元大熊町から離れてしまい居場所・連絡先が不明なのと、今までは大熊町に集まれる場所がなかったなどで実現出来ておりません。
しかしSNSがここまで普及しておりますので今はそう難しくないのではと思っております。40歳を過ぎておりますので皆が元気なうちに開催できたらと思ってます。

以上令和5年3月11日に思ったことでした。